パウンチホイール×加藤ひさし×吉田仁

パウンチホイールは2年ぶりのアルバム。歌詞の添削やアレンジ段階からコレクターズの加藤さんにプロデューサーとして参加してもらった作品。ミックスエンジニアとして音をブラッシュアップしてくれたのは、吉田仁。彼らの課題であるやぼったさを抜いて、トゥーマッチなティーンネイジ・フィーリングをグッと抽出してくれるのは、やはり加藤さんしかいないのではと、今作に加わってもらった。40歳を過ぎて、10代の恋を本気で歌える人なので。要は、マインドを注入して欲しかったのだ。そして、加藤さんと作った音にスタジオワークでエッジをつけるのは吉田仁。サロン・ミュージックで登場して以来、ロックをかっこ良く、洒落て見せられるのは、この人しかいないと。僕が高校生時代から信頼している2アーティストに、パウンチホイールの勝負作に力を貸してもらった。